インタビュー
2017.11.24

当たり前を疑う事から始めました。

 

熊川宿に関わる人の視点を通じて、熊川宿の魅力を伝える連続インタビュー。今回は、フォトグラファーでsaba*cafeのオーナーでもある反田さんにお話を伺いました。

 

 

---移住を考えたきっかけはありましたか?なぜ若狭町を選んだのですか?

移住を考えたきっかけは、「ものをつくる」ことにかけられる時間を増やしたいと思い始めた事でした。作業に集中できるアトリエをつくるため、都市での生活にかかる経費(事務所の家賃、車、アシスタント、接待交際費etc…)を見直しました。場所は迷いましたが、大阪の実家から近く、土地勘のある若狭に決めました。

 

---移住によって変わった事はありますか?

移住後は、仕事をできるだけセーブし、自分の時間を作れるようにしています。都市生活での支出は想像よりも大きいものです。大阪でフォトグラファーをしていたときは、週のほとんどに仕事の予定が入っていました。今はフォトグラファー以外に、サイクルショップ、カフェ経営もしていますが、前より自由な時間をもって生活しています。

 

当たり前だと思っている事は、意外と当たり前ではありません。たとえば毎日、通勤に1時間かかっているとします。1年で換算すると、約11日分になる。それが、通勤時間が5分になれば、今よりも年間10日分休めるんです。すごい差ですよね。

 

---反田さんにとっての、若狭の魅力を教えて下さい。

本当は教えたくないのですが(笑)、信号や渋滞、交通量の多い都市部に比べて、とにかくバイクで走りやすくて気持ちがいいです。ぜひ一度、遊びにきてみて下さい。

 

 

    

                           a film by kazuhiro tanda

 

 

 

反田 和宏

大阪府出身。2009年若狭町に移住。関西を拠点に雑誌、広告等、主に音楽、ファッション関連を中心に活動の幅を広げる。Gettyimages®契約フォトグラファー。アーティスト写真多数。企業案内/広報誌、学校案内/広報誌 等、多国籍、多方面、多岐にわたり活動中。現在は、若狭町にてsaba*cafeとサイクルショップのオーナーもしている。

saba*cafe  http://saba-cafe.com/

トピックス一覧に戻る